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2019.10.30

フランソワ・サルク チェロ&室内楽マスタークラス in KYOTO 全日程を終了いたしました

フランスが世界に誇る名チェリスト、フランソワ・サルク氏によるチェロ&室内楽マスタークラスがヴィルトゥオーゾ主催で京都、アートスペースHASE 二条城前にて、10月25〜26日 個別レッスンが開催されました。28日には同会場にてチェロアンサンブルのレッスンと、受講生による成果発表コンサートを開催。本年で3年目となるサルク氏による最高レベルのレッスンとそれに応える優秀な受講生の皆さんのレベルの向上は、サルク氏も認めるところ。若い逸材が花開いていく姿に、聴講する立場として、嬉しさと頼もしさを感じざるを得ません。10月27日(日) にはフランソワ・サルク 成嶋志保 デュオリサイタルが京都 青山音楽記念館バロックザールにて開催。生涯の記憶に残る圧巻の演奏に聴衆から惜しみない拍手が湧き起こりました。多くの受講生もコンサートへ来場し、その演奏に魅了されました。コンサート終了後には場所を移し、受講メンバーが集う懇親会を催しました。今回のマスタークラスがこれまでと違うのは、初の試みとしてチェロアンサンブルのレッスンを行ったことです。個人レッスンを受講したメンバーの中から8名がこのレッスンを受講されました。中学生、アマチュア奏者、音大生、プロ奏者と様々な立場の方々が一緒に練習しながら、サルク氏の求める音楽に邁進していく様には感銘を受けました。最後に行った受講生による成果発表コンサートも聴きごたえがありました。レッスンでの課題に取り組みながら、さらに曲を仕上げていく過程として、非常に興味深いコンサートとなりました。最後のチェロアンサンブルには急遽サルク氏も加わり、サルクと一緒に弾くことができるという貴重な体験をすることができました。今後が楽しみな若きチェリスト、ピアニスト、ヴァイオリニスト、ヴィオリスト総勢18名、伴奏ピアニストを含めると21名が、時を同じくし、高いレベルで音楽の追求をした3日間だったといえます。個人レッスンを含め、この3日間のレッスンで技術的な向上を成すことができた方、課題や練習のヒントを得た方、そして何より、モチベーションを前向きに持っていけるようになった方などからお声をいただき、一緒にこのような機会を共有できたことに喜びを感じております。来年の日程や受講形態について、すでに企画が始まりました。また、来年、皆様にお目にかかれることを心待ちにしております。